地元民と行く首里散歩のススメ

首里散歩

いつもオーシャンリゾートPMCをご利用いただきありがとうございます。 

ホテル事務スタッフ名護です。 

今日は私の地元「首里」のお話を。 

首里といえばなんでしょうか。やっぱり「首里城」でしょうか。 

私は高校生の頃によく首里城までお散歩に行っていました。高校からとても近かったので、のんびり歩きながら展望台まで行き学校へ戻る。そんなお散歩です。 

大学生になると、首里城の近くで飲み会もしたりしていました。 

龍潭池のところは外飲みスポットでしたね。 

そんな思い出がある首里城の周りも少しずつ変わっていき、歩道が広くなり、おしゃれなお土産屋さんやアイス屋さん、色々できていますね。 

首里駅から真っ直ぐ道なりに進むと簡単に首里城までたどり着けます。お土産屋さんはいっぱいあるし、賑わっていますし。 

でも、もっと素敵なルートが存在しますよ。 

今日は首里城へのあまり知られていない素敵ルートから、観光のメインにならないような首里城の周りをご紹介します! 

目次

上の毛公園から入って行くよ 

ゆいレール首里駅から首里城向けに歩いて行くと、セブンイレブンがあります。 

その道向かいにあるバス停「鳥堀一丁目」の後ろ、そこが「上の毛公園」入口です。 

「上の毛」としか書かれていなくて、さりげなく首里城公園案内図が立っているあまり目に留まらない場所。そもそも「上の毛」て。 

「うぃーのもう」と読むこの場所は、首里城の上にある広場という意味合いがあります。 

万座毛の紹介記事にも書いていますが、「毛」とは方言で「野」のことです。 

この表通りから逸れた坂道を登って行くと、森林浴と高台からの眺め、さらには城壁まで堪能できる、人通りの少ないニッチなお散歩コースが始まります。 

基本高台になっているので眺め最高!琉球松の間から海も見えます。 

首里の金城町や龍潭地区は那覇市の景観条例で、沖縄らしい建物、つまり、屋根は赤瓦を使用しましょうと決められているので小学校も赤瓦です。 

トイレも赤瓦で沖縄の雰囲気を醸しています。 

沖縄らしい風景が広がっていて素敵ですね! 

お散歩をしていると、東屋があります。 

自動販売機もあったので休憩ポイントでしょう。ここは気持ち良い風がふき、とてもいい雰囲気でした! 

もうここがゴールでもいいような気分になりますが、まだまだお散歩は続きます。 

いよいよ城壁眺めコースが始まりますよ! 

頂上まで来たらあとは首里城に向かって階段を降りていきます。 

お城や城壁が好きな人にはたまらないコースでしょうね。時々城壁にカメラを向けている観光客の方に出会います。 

階段からの眺めも良いですよ~。琉球石灰岩の城壁と、緑の芝と、遠くに見える海。晴れていると最高です。 

階段を降りると、首里城へ続く道が広がっています。でもいったんメインルートから逸れて池方面に行ってみましょう♪ 

円鑑池と龍潭池 

最初に見えてくるのは丸い池(円鑑池)の中にある建物と、そこを結ぶ橋です。 

この橋は「天女橋」といい、日本に現存する最古の石造りアーチ橋として国指定重要文化財となっています。 

こんなにすごそうなのに誰もいない。バリケンという鳥しかいない。そりゃあみんな首里城に行くもんね、池は見ないか。 

橋を渡った先にあるのは「弁財天堂」です。 

一度は訪れてみてくださいね。 

円鑑池の辺りはバリケンの住処になっています。日向ぼっこしていました。かわいい。 

龍潭池(りゅうたんいけ)は、表通りからも見える大きな人工池です。 

昔は、龍潭池から見える首里城がきれいでよく写真にもなっていましたが、火事で焼失してしまった今は見えなくなっています。 

龍潭池は円鑑池経由だと、表通りからとは違った見え方でここもまた素敵です。 

私が子供の頃龍潭池は地元の子供達の釣りスポットになっていたけど、今はどうなんでしょうか。 

でも昔も怒られていたような気がします。ダメだったかもしれませんね。 

高校生の頃は龍潭池の前が通学路で、バリケンとミシシッピアカミミガメ、大量の魚を眺めながら歩いていました。 

季節になると、バリケンのヒナがいてとってもかわいいですよ♪ 

首里杜館(すいむかん) 

上の毛公園からずっと歩いていると疲れてしまうので、休憩もしましょう! 

芝生広場には「首里杜館」という休憩場所があります。レストランやカフェ、お土産屋さんが入っています。 

アイスでもいただきながらクーラーで涼んでもいいし、テラスで風を感じながら休憩してもいいし、とても良い場所です。 

芝生広場には売店もあって、沖縄Tシャツを買えます。なんか、みんな着ていますよね、オリオンビールの服。 

展望台「西のアザナ」 

首里城内の最後のオススメスポットは「西のアザナ」という名前がついた展望台! 

「にし」ではなく、「いり」と読みます。 

沖縄では「東」は「あがり」、「西」は「いり」と呼びますよ。 

西のアザナへ行くには、またまた首里城正殿に続く道を逸れて右側にあるうっそうとした道へ進みます。 

バリアフリーに配慮されたスロープを登っていくと、那覇を一望できる展望台が。 

那覇の町、そして海の向こうには慶良間諸島まで。 

なんといっても夕日の時間帯が一番綺麗! 

首里城一の絶景スポットになっていますので、のんびり風景を眺めながら過ごしてもいいし、写真撮影でいい感じの風景を撮るのもオススメです。 

首里城の見どころは正殿だけではないんですよ。 

周りにある色んな横道に入ると色んな表情の沖縄を見ることができるので、たくさん寄り道してみてください♪ 

金城町 

首里城から首里駅まで戻る時も、表通り以外のルートがあります。 

金城町ルートです。 

お店などはほぼないし、ずっと坂道になっているので元気な人向けですが、このルートも風情があってとても良いです。 

ここで寄り道してほしいのが「金城町の石畳」です。 

首里の観光地として有名なので名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。 

首里城からも行けるんですが、看板が少ない…わかりにくいので多分、みんなあんまり行ってないんじゃないかなーという雰囲気があります。 

首里城からの行き方としては、 

守礼門をくぐって、右の道に進みます。駐車場や駐輪場のある敷地外へ出るので、そのまま道向かいにある「真珠道」へ行ってください。 

「真珠道」も趣のある道です。 

階段や坂道を歩いているだけで、沖縄の花や蝶がいてタイムスリップしたような何とも言えない、本当に、良い感じ。 

坂の下に着くと「金城町大通り」に出ます。ここから、石畳道へ行けます。 

足元は琉球石灰岩でボコボコだし滑りやすいし、急勾配の坂道を歩くのは想像以上に疲れます。 

私は今回石畳入口を少し散策して断念しました。 

下まで降りてまた登ることを考えるととてもとても…もう少し体力をつけて挑みたいですね。 

入口近辺だけでも、琉球時代の城下町を味わえます♪ 

民家には今でも人が住んでいますので、静かに散策しましょうね。 

当たり前のように有名な首里城ですが、周りの道も素敵だということが伝わったでしょうか。 

観光地化されたルートも沖縄気分が上がります。でも、昔から変わらない沖縄の部分も感じていただけると幸いです♪ 

今は復興に向けて頑張っている首里城。 

ぜひゆっくり時間をかけて散策してみてください。 

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