沖縄伝統芸能「エイサー」 

はいさーい!事務スタッフ前田です。  

沖縄のお盆は旧暦の7月13日から7月15日の3日間で行われるのが一般的です。 
(ちなみに2024年は8/16~8/18!) 

ちなみに沖縄ではお盆に海にはいると命を落としてしまう。という怖い言い伝えもあります。ご先祖様は海から来て海に帰られるとか。なので連れていかれないようにお盆は海に入ってはいけないよと小さいころに教えられました。 

ちょっと怖いですが、今はどうなんでしょう?(笑) 

そしてまた、沖縄のお盆に付き物なのが、「エイサー」。 

今回はその沖縄の伝統芸能でもある「エイサー」について少しお話をしたいと思います。 

目次

エイサーとは?

エイサーはもともと旧盆に行われる先祖供養のおもてなしとして行われ、 

沖縄では、お盆になるとその地区の青年会が道じゅねー(エイサーを色んな通りで演舞する)をしてまわります。 

なのでお盆になると沖縄は色んな地域でエイサーの太鼓の音が聞こえてきます。 

エイサーと言っても地域によって躍る形はそれぞれ少しずつ違っていて 見ていて飽きないのもエイサーの魅力です。 

スタンダードなエイサーの形が、 

地方(じかた) 

エイサーには不可欠と言ってもいいくらいな三線と唄の役割。 この地方の三線の音と唄に合わせて太鼓をたたいたり踊ったりします。 

旗頭 

青年会の名前が入った旗を掲げ、思い旗を曲のリズムに合わせて上下に動かす役割です。 

大太鼓(うふでーく)締め太鼓 

大太鼓も締め太鼓もエイサーの中心のもので、 地方に合わせて太鼓をたたき、全体をリード。 

大太鼓は、重い太鼓を抱えながら飛んだり、回ったりと迫力のある動きをしています。 

締め太鼓は片手に太鼓を持ち、華麗な動きで太鼓をたたいています。 

女手踊り 

手先の細やかな動きでエイサーの演舞に華を添える役割。 

絣の着物を身にまとい、足元は島ぞうりが一般的。 

チョンダラー 

指笛を吹いたり、周りを盛り上げる役目ですね! 

チョンダラーはお顔は白塗りをして独特な顔をしているので 

泣いちゃう子供もちらほら。 

でもチョンダラーは優しいですよ(笑) 

スタンダードなエイサーはこんな感じですかね。 

今は、どの青年会も太鼓を使った「太鼓エイサー」をしているところが多いです。 

基本的なエイサーはさっき紹介した構成でやりますが、 

団体によっては、「パーランクー」という片面だけに皮がはられた太鼓を使って演舞している団体があったり、踊り手に男性もいたりなど様々です。 

青年会の団体の数ぶん、色んな形のエイサーが飽きずに見られるというわけです! 

6月ごろになると各青年会が動き出し、練習している音が聞こえてきます。 

それを聞くともうすぐお盆かぁ~エイサーの季節が来たな。と思います。 

そんなエイサーは子供のころから馴染みのあるもので、 

運動会の学校行事でもやる学校が多く、私も小学校の時にやりました(笑) 

元々旧盆に行われていたエイサーも今はお祭りなどのイベントとして開催されるようになりました。 

その中でも大きなイベントが「全島エイサー祭り」です。 

全島エイサー祭り

お盆明けに行われる全島エイサー祭りは、本島各地の青年団体から選抜されたエイサー団体が集結します。
各地域で行われるお盆の道じゅねーとは違い、それぞれ違った演舞を一気に見られる絶好の場なので、色んなエイサーの演舞を見てみたい!って方にはオススメ! 

ぜひ機会があれば毎年行われているので一度は足を運んでみてほしいです。 

もちろん全島エイサー祭りだけではなく、夏はエイサーに関するイベントや、地域のエイサー祭りなど、沢山イベントがあるのでチェックしてみて下さいね! 

前田でした。 

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